はじめに

国際語・英語と日本語の違い

英語を学ぶ際は、日本語訳を介して英単語を覚えます。
学習指導要領(2011–2019年)によると、高校卒業までに私たちが学習する英単語数の目安は3450語で、高校を卒業するまでに習う単語を確実に習得していれば、少なくとも「言いたいことが伝えられる」英会話レベルと言われています。

スピーキングは日本語訳を一瞬頭に思った後に英単語を引き出し、リスニングは英単語を聞いて日本語訳を一瞬頭に思った後に理解しています。

英会話において、実践を数多く積み重ねることで日本語訳を一瞬頭に思うのがさらに短くなっていくため、直接に英語で考えて英語で話す・英語を聞いて英語で理解しているかのようですが、英語ネイティブとは全く違います。

英会話において、スピーキングは日本語で考えて英語を話す・リスニングは英語を聞いて日本語で理解することで、現実的な英会話力が向上します。

私たちは生まれた時から培った日本語に長け・日本語の応用が利く母国語ネイティブであり、その日本語は外国語を学ぶ際の原点になります。


国際語・英語は「主語+述語動詞・・・」から始まる明確な言語

I must teach them English grammar every day.

国際語・英語は明確な言語で、主語・述語動詞から始まる言語では、自分の言いたいことを先に言わなくてはなりません。

私たち日本人にとって「英語/主語+述語動詞・・・」と「日本語/主語・・・述語動詞」の文法語順に違いがあるため、スピーキング・リスニングにおいてどうしても混乱が生じます。

例えば、フランス語は英文法語順とほぼ同じですので、フランス人にとって英単語さえ知っていれば、混乱なく話をする・話を聞くことができます。


「主語・・・述語動詞」が曖昧な日本語を明確にする

♦ 私毎日 英文法彼ら教えなければならない・標準語
毎日 英文法彼ら教えています
英文法彼ら毎日 教えるつもりはない
彼ら毎日 英文法教えてきました

日本語は、述語動詞が最後に来るだけで、他の文節は助詞のおかげで自由です。

私たち日本人は主語を省略したり、最後の述語動詞を言わないままに話が終わったりで、日本語の話が曖昧です。


そうです! 本書Japa-Lish・各例文による実践・学習が
、英会話スピーキングの「もどかしさ」を克服してくれます!

国際語・英会話において

それぞれの母国語スピーキングスタイル

英語圏のイギリス・アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド・カナダなどの人たちでさえ、母国語スピーキングスタイルはそれぞれです。

では、英語圏の英語を母国語にしている英語ネイティブとは?
・英語が第一言語として公用語として使われている国で生まれる

・幼少のころ話し始めた初めての言語が英語である
・英語が教育課程において国語として学習してきた
・起源に基づいた形式で英語が話せる

非英語圏の私たち日本人は、英語ネイティブではありませんので、英会話において「話し慣れる・聞き慣れる」ということはできても、直接に英語で考えて英語を話す・英語を聞いて英語で理解することができません!


非英語圏の人たちの母国語スピーキングスタイルは、それぞれに独特な語り口で、EUのフランス・ドイツ・イタリア・スペインなどの人たちはともかく様々、アラブ系の人たちは舌を思い切り巻き、準英語圏であるインド系の人たちは口にこもる発音と喋りの速さです。

そして、非英語圏の私たち日本人の母国語スピーキングスタイルは、抑揚の無いフラットな話し方です。
その抑揚のないフラットな話し方が、英単語のアクセントを気にしないで済むため「現実的な英会話スピーキング」を楽にしてくれます。

その非英語圏の人たちは、それぞれの母国語の文法語順の違い、それぞれの人が持つ英単語の語彙数にもよるのでしょうが、頭の中で母国語にて自分の思いをまとめながら・まとめ直しながら・もがきながら「現実的な英会話スピーキング」を実践しています。


物おじせずに話をする

欧米人との英会話では内気で恥ずかしがりのシャイな日本人、物おじせずに少し時間を掛けてでも話ができればと思うのですが・・・。

では、TVなどで見かける欧米人の学生や一般の人たちは、大統領や国会議員、会社社長や役員、そして有名俳優やタレントであれ、ともかく物おじせずに話をしています。
その考え方は、「人はそれぞれに地位・財産・才能など違いはあるが、それは人としての役割の違いであり、人としての上下関係を決めるものではなく、社会における一人の人間として、同じ権利の下で平等感を持つことが必要である」と言われています。

私自身、海外出張・駐在にて欧米人と接してきた中、なんとか人前での話において物おじすることなく、平常心で話をすることができるようになりました。
その平常心は精神的な余裕をもたらしてくれますので、初対面の人であれ、相手の話をしっかりと聞けるようになりますし、しっかりと考えまとめた後に話をする事ができるようになります。

人としての平等感からくる平常心がいかに持てるかで、欧米人と同様に平等感のもとで物おじせずに話ができるようになるということです。

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