文法語順の違いによるスピーキングでは混乱する
英語は「主語+述語動詞・・・」から始まる明確な言語
I must teach them English grammar in detail every day.
主語・述語動詞で始まる言語は、自分の言いたいことを先に言わなくてはなりません。
日本語は述語動詞が最後に来るだけで、他の文節は助詞のおかげで自由
私は 毎日 詳細に 英文法を 彼らに 教えなければならない
英文法を 彼らに 私は 毎日 詳細に 教えています
彼らに 私は 毎日 詳細に 英文法を 教えてきました
私たち日本人にとって英語「主語+述語動詞・・・」と日本語「主語・・・述語動詞」の文法語順に違いがあるため、スピーキング・リスニングにおいてどうしても混乱が生じます。
ちなみに、フランス語は英文法語順とほぼ同じですので、フランス人にとって英単語さえ知っていれば、混乱なく話をする・話を聞くことができます。
例えば・・・
私は 毎日 詳細に 英文法を 彼らに 教えなければならない
I must teach them English grammar in detail every day.
このように、自分の思い「主語・・・述語動詞」を英語「主語+述語動詞・・・」にする時に、語順の違いからどうしても混乱が生じます。
結果、話の途中でやめたり・話を最初からあきらめたりして、話が続きません。
また、普段の日本語会話では、主語を省略したり最後の述語動詞を言わないままに話が終わったりで、自分の思いがはっきりとイメージできていません。
さらに、構文・語法が苦手で自分の思いを英語にするイメージもできていません。
結果、話は2~3の英単語だけになってしまい、相手に話が通じません。