ヤフーニュース/日本の英語力について

2018-11-11

いつものように、ヤフー・オフィス版のニュース一覧を見ていたところ、「国内」の部分に”日本の英語力3年連続「低い」”とのタイトルがありましたので、その内容並びに関連したニュースを下にご紹介したいと思います。

 

私、会社に入って10年程は航空機の技術的な学習が続きましたが、それが終わり余裕ができた中で、わが職場に運良く英会話に長けた、また指導に長けた後輩がいて、彼に長年お付き合いすることになりました。

彼の指導は、常に直接的に英語を聞く・話すということから、今の中高英語教育と全く同じやり方で、社会一般的にもこのやり方が主流でした。

しかしながら、私たち学習仲間の多くは英会話スピーキングとなるとしどろもどろで恥ずかしかったのか、また英会話スピーキングがなかなか上達できなかったからか、仲間が次々に離れて行くようになり、ついに彼と私2人になったことを懐かしく思い出します。

今思うと、その当時” Japa-Lishによる「現実的な英会話スピーキング」 ” があったら、仲間たちが離れて行くようなことはなかったと確信しています。

ぜひ、私のHPにおける” 「現実的な英会話スピーキング」への移行 ” をご理解いただき、自分のものとして実践していただくことが、英会話学習においてベストと考えています。

また教育におかれましても、まずは「英会話の仕組み」として本書Japa-Lishを知っていただき、また「現実的な英会話」として本書Japa-Lishを捉えていただければ、次のようなニュースを見なくて済むような気がします。

 

 

日本の英語力は49位 5段階で下から2番目に認定
11/10(土) 18:25配信
朝日新聞デジタル

アジア各国の英語力を示した地図。

シンガポール、フィリピン、マレーシアが「非常に高い」で、日本は中国やタイと同じ「低い」に分類された(EFエデュケーション・ファースト提供)

日本の英語力は非英語圏で49位――。

スイスに本部のある国際語学教育機関が今月、英語を母語としない88カ国・地域を対象に調べた「英語能力指数」を公表した。

日本は3年連続で、5段階で下から2番目の「低い」と認定された。

世界116カ国・地域で教育事業を展開する「EFエデュケーション・ファースト」はオンライン上で無料の英語力測定テストを実施し、2011年からこの指数を公表。

今年は世界で約130万人のデータを分析し、日本は数千人が参加したという。

日本の順位は11年には44カ国・地域で14位だったが、年々下落している。

日本法人のサンチョリ・リー社長は「日本と他国との差は相対的に開きつつある」と指摘した。

朝日新聞社

 

世界のTOEIC受験者の平均スコアと比べてわかった日本人の英語力
8/10(金) 11:02配信
@DIME

日本人のTOEICスコアは517点!

言語体系・文法などの違いから、日本人にとって習得困難な言語と言われる英語。

では、諸外国と比べ、日本人の英語力というのは、果たして、どの程度のものなのだろうか?

今回、日本でTOEIC Programを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)がまとめた、2017年(1月~12月)の世界におけるTOEIC Listening & Reading Testの受験者スコアを見てみよう。

トップには、フランス語と英語が公用語のカナダが君臨。

2位にはドイツ語が公用語のドイツ、3位にはオランダ語・フランス語・ドイツ語が公用語のベルギー、4位にはアラビア語が公用語のレバノンがランクイン。

肝心の日本は47ヶ国中、39位という結果だった。

もちろん、TOEIC L&R受験者のみを対象にしたランキングであるため、この順位がそっくりそのまま、国家間における英語力の格付けとは成り得ない。

しかし、「文法がほぼ同じ」といわれるハングル語を操る韓国が、日本のはるか上にいることを考えると、日本人としてこの結果に多少なりとも問題意識を抱くべきなのかも知れない。

では、最後に、国別平均スコア以外の主なアンケート結果を紹介しよう。

地域別の平均スコアは高い順に、ヨーロッパ>アフリカ>北米(含メキシコ)>南米>アジアであり、アンケート回答者の44%が「日常生活で英語を使用する割合は 1~10%」と回答。

さらに、英語圏滞在経験に関しては、「6ヶ月以上の滞在経験がある」と回答したのが11%、「英語圏に滞在したことがない」と回答したのが65%という結果に。

そして、年齢層で最も多いのは21~25歳(39%)、受験目的に関しては31%が「英語学習のため」、24%が「就職活動のため」と回答した。

構成/こじへい

 

英語力を今後どう伸ばす? 政府目標に及ばないなかで
10/26(金) 11:20配信
ベネッセ 教育情報サイト

中高生の英語力が、政府の定めた目標に及ばなかったことが、文部科学省の調査でわかりました。

ますます国内外でグローバル化が進展する社会に出ていく子どもたちにとって、英語を使ったコミュニケーション能力は不可欠です。

今後どうやって英語力を伸ばしたらよいのでしょうか。

5年間では着実に向上したものの国の教育政策をめぐっては、2006年の教育基本法改正により、政府が教育振興基本計画を閣議決定することになっています。

第2期計画(2013~17年度)では英語力に関して、中学校卒業段階で「英検3級程度以上」、高校卒業段階で「英検準2級程度~2級程度以上」を達成した中高校生の割合を50%にするという目標を盛り込みました。

文科省が全公立学校を対象にした2017年度の英語教育実施状況調査によると、目標を達成した生徒の割合は、中学生が40.7%(前年度比4.6ポイント増)、高校生が39.3%(同2.9ポイント増)でした。2013年度と比べれば各8.5ポイント増、8.3増と5年間では着実に向上していますが、政府目標には及びませんでした。

 

ところで、ここで言う英語力とは「聞く・読む・話す・書く」の4技能がバランスよく備わった英語力のことです。

指導要領でも、改訂のたびごとに4技能を統合したコミュニケーション能力の育成を重視する方向を強めています。

しかし大学入試センター試験が「読む」(筆記)や「聞く」(リスニング)に偏るなどの影響もあって、とりわけ高校の授業がなかなか変わらないと、文科省はみています。

調査を見ても、スピーキング(話す)やライティング(書く)のパフォーマンステストを実施しているのは、中学校で96.9%でしたが、高校では63.5%にとどまり、「英語表現」1・2でさえ70%以下でした。

 

2021年1月からセンター試験に代わって導入される大学入学共通テストでは、筆記とリスニングに加えて、民間の資格・検定試験(GTECや英検などの9試験23種類)を活用して4技能を評価することにしています。

また、国の第3期教育振興基本計画(2018~22年度)では、英検で定めていた目標をCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に置き換えて、中卒段階でA1レベル相当以上、高卒段階でA2レベル相当以上を50%にするとしています。

これを起爆剤として授業改善を期待するとともに、予算措置も含めた生徒への支援も、国や地方自治体には臨みたいものです。

筆者:渡辺敦司

渡辺敦司 プロフィール
1964年北海道生まれ。横浜国立大学教育学部卒。
1990年、教育専門紙「日本教育新聞」記者となり、文部省、進路指導問題などを担当。
1998年よりフリー。連載に「『学力』新時代~模索する教育現場から」(時事通信社「内外教育」)など。