「現実的な英会話スピーキング」への移行

2017-09-01

「現実的な英会話」への移行

私、海外駐在で経験した英会話のもどかしさ「リスニング/語順の違い・日本語で理解する」「スピーキング/語順の違い ・日本語で考える」苦手意識を克服。国際化の今、リスニングは日本語で理解し・スピーキングは日本語で考える「現実的な英会話」への移行をお勧めします!


通訳式TOEIC勉強法

まずは、TOEICのテスト結果が相変わらず伸びない日本人の実状を見ていただくと共に、通訳の方々がTOEIC勉強法についてアドバイスされているのをご紹介したいと思います。

2017年TOEIC L&R・国別平均スコア

2018年TOEIC L&R・国別平均スコア

2019年TOEIC L&R・国別平均スコア

通訳式TOEIC勉強法


通訳式TOEIC勉強法のポイント

なぜ通訳式TOEIC勉強法が役に立つのでしょうか?
会議通訳者、放送通訳者、もしくは契約の内容を通訳している通訳者の姿を想像してみてください。
目の前にスピーチ原稿があったとしても、どれだけ予習をして仕事に望んだとしても、スピーカーの口から何が出てくるかはその場にならなければ分かりません。
通訳者が時に知らない単語に出会ったり、聞き逃したりすることがあるように、皆さんだって、試験問題に知らない単語があったり、リスニング問題で聞き逃しをしたりした経験があるでしょう。
ここに実はTOEICスコアアップに役立つ通訳トレーニングの秘密が隠されています。

通訳者はロジックを読みきる
通訳者はロジックをつかむのが得意です。
別のコラムで、英語と日本語にはロジックの違いがあると書きました。
そして英語らしい英語を話し、英語を本当の意味で理解するには、日本語とは全く違ったロジックを理解する必要があると述べましたが、これはリスニングもリーディングも同じです。
ですから、常に話の筋を理解しながら聞く・読むことが重要です。
ただ英字新聞や英語のエッセーを読むのではなく、ただ正解か不正解かを練習問題を解きながら考えるのではなく、話の筋をきちんと追うトレーニグをすることは有益です。

知りたいという気持ち
ただ単純に「知りたい」と思う気持ちが、実は通訳者の理解を促進する役割を果たしているのです。
通訳の現場では、ものすごく強いアクセントも、時には技術上の問題で雑音が入ることもあります。
これはものすごいプレッシャーです。
しかしそれくらいの気持ちで「知ろう」と思うことは、必ず皆さんの読解や聴解に影響を与えます。

「伝えたい」という気持ちや「理解したい」という気持ちが大切だ、と別のコラムで書きました。
大切な人に伝えたいと思うように、大切な人の気持ちを理解したいと思うでしょう。
そして少しくらい分からないことがあっても、「自分のできる範囲内でも理解したい」と思うのではないでしょうか。

通訳トレーニングとTOEIC
実際に通訳トレーニングを行うことは大切です。
シャドウイング、メモ取り、サマリーなど、色々なトレーニング方法があります。

しかしその1歩目として重要なのは、以下の4つの点です。
通訳者が業務上行っていることと、TOEICの試験中の状況には共通点があり、実は通訳トレーニングがTOEICの高得点につながることを理解する。
ロジックを追うことで、深い理解が可能になるだけではなく、聞き間違いや聞き逃しに対応することができるようになる。
Big Pictureを考えることも、聞き逃しや聞き間違いに対応する手段となり、同時に話の大筋を理解することにつながる。
その結果、「要するに何なのか」という本当に重要な情報を把握することができる。

精神論に聞こえがちですが、「知ろう」とする気持ちは「高得点を得よう」という気持ちとは違います。
真摯に「知ろう」と思うことが、必ず理解度のアップにつながります。


以上、通訳の方々のアドバイスからは通訳はもちろん、英会話やTOEICなどの現実的な勉強法として、次のようなことが言えるのではないでしょうか。

英語圏の英語を母国語にしている英語ネイティブとは?
・英語が第一言語として公用語として使われている国で生まれる
・幼少のころ話し始めた初めての言語が英語である
・英語が教育課程において国語として学習してきた
・起源に基づいた形式で英語が話せる

非英語圏の私たち日本人は、英語ネイティブではありませんので、あくまで英語での会話に慣れるということはあっても、英語で理解し・英語で考えることができません!

英会話において、リスニングは日本語で理解し、スピーキングは日本語で考えることで、現実的な英会話力が向上します。

 

Japa-Lishによる「現実的なリスニング」への移行

人の話を聞く、母国語の日本語会話でさえ単に聞き流すだけでは、理解にまで至らないことが多々あります。

英会話リスニングは、聞く英語「主語+動詞・・・」と理解する日本語「主語・・・動詞」の文法語順の違いがリスニングを大変難しくしていますので、もちろん集中力無しには聞けませんし、より集中力を駆使して初めてリスニング理解力向上に繋がります。


Japa-LIshによるリスニング実践要領

欧米人は、一般的に多くの事をともかく速く喋ります。

その途切れることのない速い英語に慣れるリスニングの訓練は、ともかく頭の中をフル回転しながら単語一つ一つを聞き分け、そして一連の文を理解していくという段階が必要です。

ステップ1 単語の頭出しを確実に!

IhaveworkedhardinordertosavemoneysinceIleftschool.

英会話リスニング初心者は、当初リスニングが切れ間のない連続した音に聞こえます。
英語は日本語と違い、単語一つ一つに切れ間がありますが、その切れ間がリスニングのポイントになります。

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それらの音の切れ間をはっきりさせ、音の切れ間の次に来る単語を聞き分けます。
単語の頭だしをすることがポイントです。

ステップ2 単語を並べ置く動きをともかく速く!

I have worked hard in order to save money since I left school.

脳内に単語を並べ置く動きをともかく速くすることで、単語の頭出しと共に瞬時に単語が聞けるようになります。
額の奥あたりに1枚の板、または1本の線を置き、集中して単語の頭出しをしながら、その1枚の板・1本の線に張り付けるように並べ置くことがポイントです。

ステップ3 単語を並べ置く動きをさらに速く!

I have worked hard in order to save money since I left school.
私は 働いている 一生懸命に 貯めるために お金を、以来 私は 出た 学校を

さらに速く、先に先に、集中して単語の頭出しをしながら、その1枚の板・1本の線に張り付けるように並べ置くことで、若干聞く余裕が持てるようになります。
その余裕により、単語の頭出しと同時に単語の日本語訳イメージができるようになりますし、さらに文として日本語訳イメージができるようになります。

この日本語訳イメージを、日本語文法語順に置き換えて理解しようとすると混乱が生じます。
結果、速い英語を聞くことに集中できずに、全体を聞き取れなくなっています。

リスニングは、日本語訳のイメージを英文法語順・Japa-Lishで理解します!


Japa-Lishによるリスニング実践

Yuta may not come here today.
悠太は 来ないないかもしれない ここに 今日
否定文 – 助動詞の否定形

Can I borrow a rent-a-car near here?
できますか 私は 借りる レンタカーを この近くで
一般疑問文 – 助動詞の疑問形

What did you eat yesterday?
何を しましたか  あなたは ~食べる 昨日
疑問詞疑問文 – 疑問詞が目的語、過去形

It is easy to add pictures to the document.
(それは) です やさしい ~追加するのは 絵を 文書に
It ~ to 構文 – to addが真主語

I will go to Australia to aim for a pro golfer.
私は 行くつもりです オーストラリアに ~めざすために プロゴルファーを
修飾語のto不定詞用法(単文の後ろで追加説明) – 未来形

Mari made some mistakes, but Youta didn’t laugh at her.
マリは ~した いくつかの間違いを、しかし 悠太は 笑わなかった 彼女を
対等節(but) – 過去形

Eri told me that Youta had seen that girl yesterday.
エリは ~話しました 私に ということを 悠太が ~会った その少女に きのう
従属節/名詞節のthat用法 – 主節/過去形・従属節/過去完了形

As you are tired now, you had better take a little rest.
ので あなたは 疲れている 今、あなたは ~とるほうが良い 少しの休息を
従属節/副詞節・原因理由(As…) – 現在形


リスニングではJapa-Lishにより日本語訳イメージをして理解することが、スピーキングでは自分の思いをJapa-Lishにより英語にすること
に繋がります。

リスニングではJapa-Lishによる日本語訳イメージと共に、スピーキングで身に付けた構文・語法がわかることで、より理解力向上に繋がります。

 

「従来の英会話スピーキング」の実状

場面集のパターン英語によるスピーキングが主流ですが、多くの文例を覚えるには・覚えておくにはどうしても限界があり、現実には「こういう時、英語でどう言うんだったかな?」との実状で、話はすぐに終わり続きません。
一方、月日を経たので、あるいは歳をとり、覚えたもの全てを忘れたと諦めてしまう人もいます。

だからこそ、英文法構文力を身に付け、自分の思いを英語にして話をするしかありません。

しかしながら、自分の思い「日本語/主語・・・述語動詞」を「英語/主語+述語動詞・・・」にする時に、どうしても混乱が生じます。
結果、最初からあきらめたり・途中でやめたりして、後は聞き手になってしまっています。

また、普段の日本語会話では、主語や最後の述語動詞が曖昧な日本人、自分の思いがはっきりとイメージしきれないため、2~3の英単語だけで終わってしまいます。

では、自分の思いを明確に表現しながら英文法語順にできれば、混乱なく英単語を引き出すだけになりますが・・・。


Japa-Lishによる「現実的な英会話スピーキング」

◆ 日本語のままで「主語+述語動詞・・・」にする方法を発案!
自分の思いが明確になり、混乱なく英語にします!

◆ 大変わかりやすい「話すための構文・語法」を考案!
「話を作る」表現力を身に付け、英語にして話を続けます!
「話にする」構文力を身に付け、相手に通じる英語にします!


Japa-Lishによる「現実的な英会話スピーキング」実践

紹介-サンフランシスコの街

サンフランシスコは でした 素晴らしい街
San Francisco was a wonderful city.

とにかく、私は 魅了されました その街並みに
Anyway I was fascinated by the townscape.

それは でした ヨーロッパの雰囲気 アメリカというより
It was a European atmosphere rather than America.

気温は です およそ10度 一年中
The temperature is around 10 degrees all the year round.

だから、花が 絶えません 一年中を通して
So flowers do not die out throughout the year.

市内は です いっぱい 坂で
The city is full of slopes.

ケーブルカーが 動いています 一日中
A cable car is moving all day.

フィッシャーマンズワーフは です 港町
Fisherman’s Wharf is a port town.

見ることも マーケットの中を です 面白いもの
Looking in the market is also interesting things.

ので 種類が 品物の です 豊富←1、私は 飽きません←2
Because kinds of goods are abundant, I do not get tired.

だから、それは です 大変な混雑ぶり 夜中でさえも
So it is a very crowded even in the middle of the night.

サンフランシスコは まさに です 憧れの地 アメリカ人にとって
San Francisco is indeed the land of yearning for Americans.

もし~ならば 私が 持つ 機会を←1、私は 訪れるつもりです 再び 来年←2
If I have the opportunity, I will visit again next year.


実践に慣れると
Japa-Lishがすぐに作れるようになるため
最初からJapa-Lishをイメージしながら
都度英単語を口に出して話をするようになります。


「話を作る」表現力・「話にする」構文力を身に付け
英語にして話を続ける・相手に通じる英語にする
「現実的な英会話スピーキング」を身に付けます!


「現実的な英会話スピーキング」への移行

Japa-Lishによる「現実的な英会話スピーキング」は
自分の思いを明確に表現しながら英文法語順にする!
後は、混乱なく英単語を引き出すだけ!
英単語をいかに覚えるかだけです!

学習指導要領(2011–2019年)によると、高校卒業までに私たちが学習する英単語数の目安は3450語で、高校を卒業するまでに習う単語を確実に習得していれば、少なくとも「言いたいことが伝えられる」英会話レベルと言われています。

それでもいざ現実的な実践となると、とっさに英単語が出てこないことがありますが、これは知っている単語数が少ないからではありません。
頭の中で、少し時間をかけてでもシンプルな言葉を探し回りその英単語に言い換えるようになることがコツでもあり基本にもなります。

 

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