「現実的な英会話」への移行

2019-03-31

日本の英語力/2018年11月・ネットニュース概説

スイスに本部のある国際語学教育機関、英語を母語としない88ケ国・地域を対象に調べた「英語能力指数」を公表。日本の英語力は49位で3年連続5段階で下から2番目の「低い」と認定されました。

日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)、2017年1月~12月の世界におけるTOEIC Listening & Reading Testの受験者スコアを公表。日本は47ヶ国中39位という結果でした。


英語検定試験とは

英検テストは、英語を母国語としない人たちの英語コミュニケーション能力を測るテストですが、日本人に一般的なのがTOEIC、GTEC、英検、そしてTOEFLなどです。
主流のTOEICは、リスニング・リーディングテストのトータルスコアで評価されます。

2014年度の日本における受験者数は240万人で、個人による受験の他に 約3,400の企業・団体・学校等で採用されています。
企業では自己啓発や英語研修の効果測定、新入社員の英語能力測定などといった目的のほか、海外出張や駐在の基準、昇進・昇格の要件としても利用されています。
また学校では、レベルチェック、授業の効果測定、入試や英語課程の単位認定の要件として活用されています。
主流のTOEICは、スピーキングテストがないにもかかわらず、英会話コミュニケーション力が向上するとの勘違いがあるのではないでしょうか・・・?

そして、海外の大学に留学する際に必ず必要になってくるのがTOEFLで、前記TOEICとは違いリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの技能で評価されます。
特に、リスニング、スピーキングはTOEICや英検などと比べて、より長くより即時性が求められ難しく、日本人は不得手とされています・・・?


だからこそ、次のような改善案が・・・?

大学入試センターは2020年度より「読む・聞く・書く・話す」という英語技能を適切に評価するため、参加要件を満たした民間の資格・検定試験が活用される見通しとのことで、確認されたのはケンブリッジ英語検定、TOEFL iBTテスト、IELTS, TOEIC Listening & Reading & Speaking & Writing Tests, GTEC, TEAP, TEAP CBT, 英検などです。

ベネッセ GTEC を例に、問題構成を要約すると次になります。

Reading
必要な情報を引き出す力、また全体を大づかみして概要を理解する力があるか。

Listening
問題を通して英語を使っている・理解している実感を得ることができるか。

Writing
語い・文法・構成・展開の観点で、自分のメッセージを相手に伝えることができるか。

Speaking
聞き手に情報や主張がより効果的に伝えられ、語い・文法・発音・流ちょうさがあるか。

問題構成の全てに英語で実施されますので、大学入試としてリスニングテストだけの今とは大きく変わります。

 

日本の英語力/2018年11月・ネットニュース概説

文科省は全公立学校の2017年度「英語教育実施状況調査」を公表。中卒段階で「英検3級程度以上」40.7%・高卒段階で「英検準2級程度~2級程度以上」39.3%で、政府目標50%に及びませんでした。


2017年度「英語教育実施状況調査」結果の中から

宇治市立宇治小学校での「取組のねらいと内容」の「課題」の部分が大変特長的でしたので、次に紹介させていただきます。

言語能力を効果的に高めるための外国語教育と国語教育の連携に関する取組事例

課題

言葉の学びの必要性については、 どの教師も感じているところではある が、言葉をどのように意識していくか は、個人によってかなり捉え方に開き が見られる。

教科・領域の特性を生かしてた「言葉の学び」をどのように深めていけばよいか具体化できていない現状がある。

今後、より学びを深めていくためにはどのような手立てが必要になってくるのか検証していかなければならない。

現状では、まず日本語で自分の意見が言えることを第1段階の目標とし、 第2段階として英語で自分の意見を言えることを目標としている。


小学校初の英語教科書/2019年3月26日・ネットニュース概説

文部科学省は26日、2020年度から小学校で使用される教科書の検定結果を公表した。
同年度から全面実施される新学習指導要領に基づく初の検定で、5,6年で外国語として教科になる英語が加わった。

「聞く」「読む」「話す(やりとり)」「話す(発表)」「書く」5技能の習得を目指す。
新指導要領で打ち出した、討論などを通じて能動的に学ぶ「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)は、ほぼ全ての教科書で取り上げられた。
基礎的な英単語や日常会話などを、豊富なイラストを交えて教える他、「聞く」「話す」を重視し、能動的な授業を進めるための工夫がなされている。

新学習指導要領は、小学校卒業までに600~700の英単語を学ぶとしている。
大半の教科書は、自己紹介などで英語を聞き、話す体験によって興味を引く導入部を置き、アルファベットの読み方と書き方、曜日や月、動植物を示す名詞、「走る」といった動詞、形容詞を覚えていく構成とした。
また、「私は~が好きです(できます)」などの基礎的な構文、「what」「who」を使った疑問形の作り方を紹介。
料理の注文や道案内といった身近な場面を多用し、児童がたくさん話す機会を設けた。

 

日本語で理解し・日本語で考える

英語圏の英語を母国語にしている「英語ネイティブ」とは
・英語が第一言語として公用語として使われている国で生まれる
・幼少のころ話し始めた初めての言語が英語である
・英語が教育課程において国語として学習してきた
・起源に基づいた形式で英語が話せる

具体的にはアメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダを「英語ネイティブ」と指すそうですが、この5か国以外に英語を第一言語としている国や地域も多数あるとのことです。

非英語圏の私たち日本人は「英語ネイティブ」ではありませんので、「英語で理解し・英語で考える」ことができません!

私たちは、生まれた時から培った日本語に長け、日本語の応用が利く、母国語ネイティブであり、その日本語は外国語を学ぶ際の原点になります。
英会話・英検テストであれ「日本語で理解し・日本語で考える」ということです。

英語の質問に対して、「聞く・読む」は「日本語訳イメージをして理解し考えて」英語にして話をする・英語の答えを選択する、「話す・書く」は「日本語の自分の思いをいろいろ思い描き」英語にして話をする・英語文にして記入する、ということになります。

 

Japa-Lishによる「現実的な英会話スピーキング」

リスニングのポイント

 

実践/現実的な英会話-質問に答える

実践/現実的な英会話-夫婦の会話

 

スピーキング力向上のために

私たちは普段の生活でなかなか会話ができない中、自己表現力を向上させるチャンスがありません。

もちろん、本書Japa-ishを実践・学習することで「話を作る」自己表現力・「話にする」英文法構文力を身に付け 、混乱なく英語にして話を続ける・相手に通じる正しい英語にする「現実的な英会話スピーキング」を身に付けることができます。

それと共に、普段の生活の中にあるテキストなどを活用してライティングを実践することで、スピーキングの実践練習に繋がると共に、英単語の語彙数をupすることが出来ます。


リスニング力向上のために

リスニングの実践は、家でするのはもちろん、通勤時やウォーキング時などいろいろな場を利用しているのでしょうが、時間的に最終レベルである日本語訳のイメージまでは至ることが出来ないため、リスニングの理解力がなかなか向上しません。

そこで、普段の生活の中にあるテキストなどを活用してリーディングを実践して「Japa-Lishにより日本語訳イメージをして理解する」ことで、リスニングの理解力の向上に繋げようとの試みと共に、英単語の語彙数をupすることにも繋げます!

 

実践/英会話力-引越しの手伝い

実践/英会話力-工場案内の指示確認